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安倍晋三首相、大変お疲れ様でした。

安倍晋三首相、大変お疲れ様でした。      

日本語には、「手練手管(てれんてくだ)」という熟語があります。広辞苑によりますと、「同意の2語を重ねて意を強めたもの」とあり、意味は、「手練(てれん)に同じ」とあり、「手練」の項には、「いつわりごまかすこと」、「人をあやつる手段・技巧。手管(てくだ)」とあります。

この手練手管(てれんてくだ)に長(た)けた強者(こわもの)の多い政治の世界で、貴方(あなた)のように、優(やさ)しい心と美しい心の持ち主が、自己を貫(つらぬ)くのは、大変だったことと思います。最後は、まるで裸の王様のような貴方(あなた)を見ていて、大変気の毒に思っておりました。組織の代表者になりながら、組織をコントロールする術(すべ)を持ち合わせない代表者は、本人が惨(みじ)めであるばかりでなく、傍目(はため)にも哀(あわ)れに思われるものです。

トップリーダーには、知力や実力が伴わない場合には、たとえ推挙されようとも、なるべきではないと思います。自分がトップリーダーにならないで、知力や実力を伴わない他人をその地位に祭り上げる人には、魂胆(こんたん)や下心(したごころ)があるのが普通だからです。そういう人は、自分は矢面(やおもて)に立たずに、責任と苦労を他人に押し付け、トップリーダーに祭り上げられた他人を陰で操(あやつ)るのです。また、そういう人は、その操(あやつ)りの手段や手法を持っていて、他人をコントロールする自信があるからこそ、その他人をトップリーダーに祭り上げるのでしょう。

参院選後の安倍改造内閣の閣僚の顔ぶれを見て、こんな「強者(こわもの)」とお見受けする方々と内閣を組んで、閣内一致の意見を纏(まと)め上げるのは大変だろうと思いました。閣議は全会一致が原則だからです。

取りも直さず、何を言われようとも、貴方が、故・松岡元農水相のように自殺にまで追い込まれない内に、首相の辞意を表明したのは本当に良かったと思います。昭恵夫人を大事にして、再起を目指して下さい。大変お疲れ様でした。

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