世界の歌姫、マライア・キャリーが来日
世界の歌姫、Mariah Carey(マライア・キャリー)が、おととい(5月26日)、来日した。新曲アルバムの宣伝のためらしい。先月、電撃結婚した歌手で俳優の夫、ニック・キャノンを同伴したラブラブの姿が、きのうの朝、テレビに映し出された。
この“Mariah Carey”を無料動画サイトのYouTubeで検索すると、たくさんの歌のアイテムが出てくる。その並び順を「関連度」から「再生回数」にして眺めると、その中の歌、“Touch My Body”で、2か月前にUPされた一つの動画の再生回数1千300万回以上というのがある。そして、彼女の代表的な歌である“Without you”の再生回数は、1年前のUPで1千100万回以上、また、“We Belong Together”は900万回以上というのもある。これらは、驚くべき再生回数である。
これらには、毎日毎日、再生回数が上積みされている。そして、視聴者からは数多くのコメントが寄せられているのだ。ただし、コメントには英文が多い。それもブロークン・イングリッシュが多い。文法に忠実に、文頭を大文字にして、SVOCがきちんとしているコメントは、日本人が英語でUPしたものであったりする。
そして、“Mariah Carey”というキーワードを入れた新規動画の投稿も非常に多いのだ。もっとも、それらの中には、動画再生回数の多いMariah Carey(マライア・キャリー)の人気にあやかろうとする、見え見えの動画もあるようである。
世界では、英語を話す人口は、日本語を話す人口より多い。しかし、これらの再生回数といい、寄せられるコメントの数といい、また、新規の動画の投稿といい、驚異的な数字である。日本人のアーティストたちがUPしている同じYouTubeの無料動画に比較してみると、あまりにも開きがありすぎる。
これは、単に日本語を話す人口が、英語を話す人口に比較すると少ないという原因だけではなく、何か別の要因があるのではないか。それは、いったい何だろう。たいへん興味深い、不思議な現象である。
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