« 無料動画で再生回数2千600万回超のコンテンツが復活! | トップページ | 日本語教師は、低収入で非常勤が多い! »

山は素晴らしきもの。だが、侮れない危険が潜んでいる!

 ことしは、正月早々から山の事故で山仲間2人を失った。正月のニュースを騒がせた槍平の雪崩事故で、である。本来、雪崩が襲うことは考えられない場所での雪崩による事故であった。そして、この夏も、我が山岳会メンバーではないが、穂高岳や白馬岳などで物故者が相次いだ。山には、人間が日常生活する場とは違い、予期せぬ危険が潜んでいる。山岳遭難が発生しやすい所以(ゆえん)である。

今週も、白馬大雪渓の土砂崩落により、尊い命が失われた。白馬大雪渓は、毎年大勢の登山者がここを通って白馬岳に登り、ここを通って登山口の猿倉に下山する。その大勢の中から、毎年、何人かが事故に遭い、犠牲者が出ているのだ。今回、山岳ガイドとともに犠牲になった登山者も、深田久弥が選定した日本百名山の完全登破でも目指していたのだろうか。

夏でも雪渓が残る山域では、落石や土砂崩落、雪崩が起きやすい。飯豊連峰(いいでれんぽう)の梅花皮小屋(かいらぎごや)下部の石転沢(いしころびざわ)、北アルプスの白馬大雪渓をはじめ、針ノ木大雪渓、剣沢や涸沢(からさわ)の雪渓などだ。いずれも、夏でも沢を詰めるのにはアイゼンが必要な場合が多い。

雪渓を通過するのには、途中にクレバスができていたり、積雪の下が空洞になったりして、スノーブリッジ状態となっているなど、危険が多い。雪渓を一般登山道とするには、積雪の状況を含め、降雨や気温などの状況を総合的に加えた、落石や土砂崩落、雪崩などの危険性の判断基準を作り、その特定の地域の危険性を表示するシステムを作るべきであろう。

ただし、そもそも山登りとは、日常とは違う危険性を伴うスポーツである。この危険を認識しながら登山しようとする者を妨げてはならないだろう。これは、岩登り、沢登り、積雪期登山に準じる危険性を伴う登山であることを認識し、それに対する十分な知識と経験があり、装備を整えるものには、門戸を開いておく必要がある、ということである。

余談だが、Akkiiも、北は北海道の離島、利尻島に聳える利尻富士や、知床半島の羅臼岳から、南は鹿児島県の離島、屋久島にある宮之浦岳に至るまで、深田久弥が選定した日本百名山の100座を山仲間と共に完登した。もちろん、その中には、日本の屋根といわれる北アルプスや中央アルプス、南アルプスの山々が含まれている。そして、この日本百名山には、さすがに名山が多い。しかし、中には、何でこんな山が、と思える山もあった。荒島岳と恵那山がその代表格に挙げられるであろう。しかし、深田久弥が、登山が今ほど盛んでなかった時代に歩いた、沢山の山から選定した100座である。そこには、それなりの選択基準があるようである。

山は人を誘う。これは、山に取り付かれた者だけが抱く感慨である。山歩きにも目的を持つことは、そのモチベーションを高め、いいことである。人によっては、日本百名山や二百名山、関東百名山などを踏破するという目的を持つこともあるであろう。また、オールラウンドに、また、いろいろなバリエーション・ルートで山を攻略する目的を持つこともあるであろう。何で苦労しながら、また、重いものを背負いながら、山に登るのだろう、と人は思うかもしれない。しかし、登山愛好家にとっては、山は、その労をもいとわない素晴らしきものなのである。だが、そこには、侮(あなど)れない危険が潜んでいる場合があることを、肝に銘ずる必要があるのだ。

|

« 無料動画で再生回数2千600万回超のコンテンツが復活! | トップページ | 日本語教師は、低収入で非常勤が多い! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/201156/42247797

この記事へのトラックバック一覧です: 山は素晴らしきもの。だが、侮れない危険が潜んでいる!:

« 無料動画で再生回数2千600万回超のコンテンツが復活! | トップページ | 日本語教師は、低収入で非常勤が多い! »