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バックパッカーへのチャレンジと「航空機延長」

   このところ、日本円が各国の通貨に対して強くなった。これは、日本人にとって、世界を旅行するチャンスである。そこで、「航空機延長」を利用して、人気の東南アジアを旅するバックパッカーへのチャレンジの勧めをここにUPする。

  東南アジアのうち、タイとマレーシアは、比較的治安もよく、距離的にも日本に近いという点と、同じ有色人種の国であるという点で、バックパッカーの初心者には、お勧めの海外旅行先だ。それぞれ民族構成が違い、異文化に触れることができる。そして、旅行費用も比較的安くあがる。

  初心者が、バックパッカーを経験しようとする場合には、まず、海外の旅行先の国がどういう所かということから学習していく必要がある。この学習に最も手っ取り早いのは、まず、旅行会社が主催するパッケージ・ツアーに参加することである。

   パッケージ・ツアーでは、空港到着からホテルへの送迎が行われ、現地のガイドが、旅行先の国での日本と違う違法行為(触法行為)や治安の情報、注意事項や両替の方法まで懇切に説明してくれる。また、現地のガイドは日本語もできるし、現地情報についても、いろいろと教えてもらうこともできる。これはたいへん勉強になる。

  そして、パッケージ・ツアーは、個人が往復の航空券を手配して、ホテルを手配し、現地の空港から宿泊先ホテルに移動する旅費交通費を考えると、格安であることが多い。これは、宿泊先ホテルとしてそれなりのグレードのホテルがセットされ、安宿とは違うからである。ただし、現地の行程では、旅行会社指定の観光コースに参加する義務があり、自由が拘束されることがある。長い間、これがネックになっていた。

  ところが最近では、往復の航空機とホテル宿泊、現地での送迎のみがセットされている格安のパッケージ・ツアーも多くなった。現地では原則的に自由行動だ。また、サービスとして、希望すれば現地の観光コースに参加できるものもある。これは、同じ国に海外旅行に出かけるリピーターが多くなったので、そのニーズに応えるためだと思われる。

  海外へのパッケージ・ツアーには、3泊5日とか5泊7日などの日程も様ざまなものがあり、期日とホテルのグレードによって、値段も安いのから高いのまで、いろいろである。また、現地でのスポット的な観光やアクティビティーなどのオプショナル・ツアーが選択できるのもある。

  旅行の日程を延長しようと考えるならば、「航空機延長」という方法を指定し、これにアレンジできるパッケージ・ツアーがある。これは、宿泊延長を伴わないで、帰国日のみを延長し、現地の行程途中でツアーから離脱し、個人が自力で観光したりして、現地の滞在日数を延ばし、帰りは指定された飛行機に自力で搭乗し、帰国の途につくという方法である。

  この「航空機延長」は、普通は日本出国の日を入れて11日目までが認められやすいようである。しかし、最近の広告では14日間や18日間に延長可能というのもあるようだ。これには、JTBやHIS、近畿日本ツーリスト、日本旅行などの大手旅行会社も、多少の手数料(5千円ほど)を払えば、格安のパッケージ・ツアーを「航空機延長」にアレンジして手配してくれるので、相談してみるとよい。

  この「航空機延長」は、バックパッカーの初心者が、海外旅行の難しさにチャレンジしながら経験を積むには、お勧めの方法だ。

現地では、現地の旅行会社が主催する日帰りや1泊2日、2泊3日などの英語ツアー(英語で説明するガイドがつく)に参加してみるのも面白い。英語ツアーは格安で、通常は日本人向けの日本語ツアーの料金の3分の1から2の1の料金であり、欲しくもない商品の買い物に多くの時間を割いたり、それを強制されることもない。これらのツアーには、名所旧跡を観光するばかりではなく、ゾウに乗ったり、イカダで川を下ったり、水上の家に泊まったり、また、ジャングルを散策したりする、自然探索ツアーという趣向のツアーがあったりするのだ。

そして、英語ツアーには、いろいろな国からの旅行者が参加する。そこでは、それぞれのお国なまりの英語が飛び交う。日本人のカタコトのヘタな英語にも快く付き合ってくれる。海外に住んでいる人たちとの友好の輪も広がり、友人を作ることもできるだろう。そのうえ、現地で独自に英語ツアーに申し込めば、値段も格安である。この値段は交渉しだいである場合がある。なお、現地旅行業者は信頼のおける業者を選ぼう。

ただし、これには、現地でパッケージ・ツアーから離脱した後は、自分の力量と責任で帰国しなければならないというリスクがある。そして、何らかの事情で航空機がキャンセル(欠航)された場合も、自力で対応しなければならないことや、リコンファームが必要な場合もあることなどのリスクもある。

しかし、現地でもっと自由に、アクティブに行動を楽しみたいという向きにはお勧めだ。旅行には、日常とは違うハプニングがあることが、人々をエキサイトさせる。なにしろ、「トラべル」には、「トラブル」がつきものなのだから。

なお、留意すべきは、帰りの航空機のキャンセル(欠航)やフライト・スケジュール(出発時刻等)変更などの場合の、航空会社からの現地での連絡先を、きちんと旅行会社を通して航空会社に伝えてもらったほうが良いという点である。これには、現地最終の宿泊先ホテルは、日本出国前に旅行会社を通して確保しておいたほうがいいだろう。

また、現地空港には搭乗の2時間以上前には着いて、チェックインしておいたほうがいいだろう。これは、航空機事情が、天候ばかりでなく、機体故障や騒乱などにより、左右されるやすいからである。

そのほかの現地宿泊先は、自分で編み出した行程の中で、自分で手配してみるのも楽しい。現地の人が利用する交通機関に乗って、現地の人が買い物に出かける市場やスーパーに出かけてみてはどうだろうか。水上バスやフェリーなどの水上交通機関を利用するのも楽しい。そして、食事に屋台街やレストランやフード・コートなどに出かけてみてはどうだろうか。さらに、前述したように、現地での宿泊を伴う英語ツアーに参加してみてはどうだろうか。

簡単なコミュニケーションなら、言葉が通じなくても、身振り手振りでできる。笑顔は、世界共通のコミュニケーションの手段だ。ここには、バックパッカーとしてのチャレンジ精神が大事である。

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