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タイとマレーの国境越えとロンリープラネット

海外旅行中にバックパッカーに出会うと、外国人の多くが、「ロンリープラネット」という旅行ガイドブックを持っているのを目にする。この本は、分厚く、一部にグラビアのカラー頁があるが、基本的にはモノクロ印刷のガイドブックである。商業主義を排除し、実用本位であるのが、その人気の秘密であるようである。最近では、日本語版も発行されている。英語版、日本語版ともインターネットを介した通信販売で入手することができる。

  Akkiiも、タイとマレーシアを旅行するのに、英語版であったが、このガイドブックを使った。日本橋高島屋の真向かいにある書店、丸善の洋書コーナーまで出向いて、手にとって内容を見て買ってきたものである。結構、細かい部分まで出ていて、役に立つ。このロンリープラネットを利用して、タイからタイランド湾に浮かぶ離島のサムイ島とパンガン島を旅行し、陸路で国境を越えて、マレーシアに入国し、ペナン島を旅行した。

そのコースは、バンコク=航空機=サムイ島(1泊)=フェリー=パンガン島(1泊)=フェリー=サムイ島、ナ・トン(1泊。ハジャイ行きのフェリーとバスのセットクーポンを入手)=フェリー=ドン・サク港=バス=スラッターニー=バス=ハジャイ=バス=パダン・ブサール=バス=マレーシア・ペナン島ジョージタウンという、陸路の国境越えのコースであった。

タイとマレーシアの国境の街の雰囲気漂うハジャイは、ハート・ヤイともいうが、ここでは、マレーシアのペナン島のジョージタウン、チュリアストリートまで行くミニバスに乗り換え、陸路でボーダー(国境)を越えて、マレーシアに入国したのである。国境の街、パダン・ブサールではミニバスを下車し、それぞれの出入国ゲートで、各自で簡単な出入国カードを提出するだけであった。いろいろな国から来ているバックパッカーたちと一緒であった。

次に、マレーシアからタイへの戻りの行程であるが、ペナン島からバンコクまで戻るのには、ペナン空港から格安航空(LCC)のエア・アジアを利用した。これには、搭乗日前日に空港まで出向き、格安の航空券を手に入れておいたものである。このエア・アジアの飛行機は、座席指定ではなく、早いもの勝ちのシート確保方式であった。それを知らないAkkiiは、最後に搭乗したところ、最後部で天井が低く落ちている狭い座席に押し込まれる羽目になった。搭乗券に書いてある番号は、座席指定の番号ではなかったのだ。

 インドシナ半島の国、タイ、マレーシア、シンガポールなどでは、半島にある国から出国するための航空券を持参して、パスポートを持っていれば、ビザなしで入出国できる。したがって、バンコク往復の航空券があれば、国境を越えて旅行ができるのである。

 ペナン島では、空港まで出向いてハーツ社のレンタカーを借り、島内1周半のドライブもした。もちろん、島内ばかりではなく、ペナン大橋を通って、対岸にある半島部マレーシアのバタワースまで、足を伸ばした。レンタカーの返却場所は、ジョージタウンのハーツ営業所だ。アコモデーションは、当然、ペナン島、ジョージタウンの安宿街、チュリアストリートにある安いホテルであった。これは、現地に前夜10時ごろに着いてから宿を探し、チェックインしていたものである。

 マレーシアは、イギリスの植民地であった歴史があり、車は、日本と同じで左側通行である。したがって、日本で自動車を運転している人には、運転しやすい地域である。しかし、周りの車は凄いスピードで走るうえ、市街地は一方通行に車線も多く、バイクの走行が多いので、車の運転が得意ではない人には、お勧めできない。

 この旅行では、日本からバンコクまでの往復航空券は格安航空券を利用した。また、バンコクに着いた日の1泊と、日本帰国日前日の1泊は、あらかじめ格安航空券を手配してくれた旅行代理店でホテル宿泊を手配しておいた。したがって、バンコクの最初のホテルでは、帰国日前日まで、大きな荷物を無料で預かってもらうことができたのである。

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