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バリ島の邦人女性の半裸殺人事件(その1)

 9月28日、インドネシアのバリ島クタ地域のビーチ近くで、邦人女性の半裸死体が発見された。着衣はTシャツのみで、下半身は裸であったという。全身にスリ傷や打撲痕があり、強姦された上に殺されたらしい。頭蓋骨は、陥没骨折していたという。被害者は、神奈川県小田原市に在住の33歳の女性であるという。

 バリ島は、日本人観光客に人気の観光地で、インドネシアでも比較的治安が良いとされている地域である。特に若い日本人女性に人気の場所だ。しかし、被害者は、クタの街内の宿泊先ホテルに滞在していたところを、警察官を名乗る男に連れ出されという。その後、男は、被害者女性の宿泊先ホテルの部屋から被害者の旅行荷物も持ち出しているらしい。

 この事件についての日本のメディア報道はなぜか控えめであるが、被害者は、警察官を名乗る男に宿泊先ホテルから連れ出され、強姦された上に、殺害されて財物まで奪われた、という事になる。楽しいはずの海外旅行が、死出の旅路になってしまった。痛ましい事件である。被害者には心よりご冥福をお祈り申し上げる。

 この事件は、被害者の死亡という事で殺人事件にまで発展したため、ニュースで大きく取り上げられ、問題になった。しかし、邦人が被害者となる性的犯罪や強盗などの被害は、この比較的安全とされている海外の地域でも、日本よりは遥かに多く発生しているのだ。

 そこには、日本人観光客を狙った、スリやひったくり、置き引き、侵入窃盗や、日本人女性の性的被害などの事件が、かなりの数で起きているということである。すなわち、日本ではニュース報道にまでは至っていないこれらの事件が、相当数発生している、ということなのだ。

 日本人は、一般的におとなしく、言語的に不自由なためにクレームを言ったり、抗議したりする勢いが弱いとみなされている。そこが犯罪者につけ狙われる弱みとなっている。数人の女性で旅行していてさえも、これらの犯罪被害に遭っている女性グループもあるという。

 これらは、外務省が公開している「安全対策基礎データ」や、世界各地の在外公館(大使館や総領事館など)が編集している「安全の手引き」などに詳しい。外務省HP(ホームページ)にリンクしている渡航関連情報の海外安全ホームページから閲覧することができる。また、WEB検索で「外務省 安全の手引き」や「外務省 安全対策基礎データ タイ 性的被害」などのキーワードでも調べることができる。そして、各在外公館独自のHPもあるので、参考にすることを薦める。

海外旅行やロングステイに出かける際には、事前にこれらを参考にして海外旅行先や滞在場所を吟味する必要があるのだ。また、危険情報が出ている国や地域などへの渡航はできるだけ自粛するとともに、万一渡航する際には、自己責任で細心の注意をすることが必要だ。今、世界各地で「警察官」を名乗る者による犯罪被害に遭う事件が、多発しているというのだ。

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