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本田のひと蹴りで夜半過ぎの興奮

 FIFAワールドカップの南アフリカ大会で、日本の初戦であるカメルーン戦の前半39分、本田圭祐の左足のひと蹴りがゴールを決めた。日本は、この1点を守り、そのまま逃げ切った。夜半過ぎ、日本列島に興奮が渦巻いた。

 それにしても、アフリカの中でも強豪のカメルーン相手であった。その選手たちの身体能力を凌いだ日本選手たちの活躍は凄い。日本にとっての全くのアウエイ戦であるアフリカの地で、カメルーンを1-0で下した快挙は、日本の今後のサッカーの隆盛にとって、大きな功績を残したといえるであろう。

ゴールキーパーの川島もよく守り抜いた。有名選手エトーの攻撃を封じた長友や闘莉王などもよく動いた。ロングシュートやミドルシュートを得意とするカメルーンのゴール攻略には、一瞬ひやりとしたシーンもあったが、結果は勝利である。そして勝ち点3を獲得したのだ。

侍ジャパンが属する1次リーグE組では、今後、19日のオランダ戦と25日のデンマーク戦がある。今後の戦いが楽しみである。また、勝利して「日本全国が興奮の渦(うず)に包まれた」という状態にしたいものだ。

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