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民主党は正々堂々と代表選挙を行うべきだ!

 民主党の代表選挙が行われるかどうか、迷走しているようだ。民主党は政権与党なのであるから、堂々と政策論議を行い、誰が代表に相応しいか代表選挙を行うべきであろう。

 昨年の総選挙の勝利で民主党が政権与党に就いてから、その政策は多くの国民の期待を裏切ってきた。今、日本経済は米国経済のあおりを受けて、大きく低迷している。日本経済は、この低迷し、混迷を深めている米国経済に依存しているのだ。この低迷している米国流の金融・経済政策を続けていては、日本経済が米国経済のレベル以上に浮上できるわけがないであろう。

 同じく、日本の安全保障問題も、国防面で米軍にどっぷりと依存していたのでは、米国が他国との紛争や緊張関係に巻き込まれた場合、日本もその渦に巻き込まれてしまう惧れがある。

 今後、日本が安定した繁栄と平和を目指すならば、日本は独立国家としてのセオリーを守るべきである。そのセオリーは、過去の歴史から学ぶことができるだろう。世界史をみても、国防を他国に依存して繁栄し、平和であった独立国家はないのだ。

  小沢一郎氏と菅直人氏は、その世界観や国家観が大きく違っている。今の日本のリーダーとしては小沢一郎氏が適任であろう。それは小沢一郎氏には、今の日本がどっぷりと浸かっている閉塞感を打破できる政治的剛腕とはっきりとした国家観、そして強いリーダーシップがあると思うからである。

参議院で与野党の勢力が逆転しているねじれ国会の今は、法案や予算案を国会審議でスムーズに可決するのは、非常に困難である。これを乗り切るのは、菅直人氏が首相では、困難であろう。ここは、小沢一郎氏に首相に就いてもらい、野党を巻き込んで国家の大計を目指すべきであろう。

菅氏が今、民主党の挙党一致を言い出した背景には、鳩山由紀夫氏が抱いた民主党瓦解の大きな懸念に基づく、菅氏への説得工作に負うところが大きいようであるが、菅氏の自発的な動きではないように思える。今、代表選の票読みでは、小沢一郎氏が優勢であるようだ。この現況に、小沢氏排除を明確に主張してきた菅氏は弱気になったのであろう。

 しかし、政権与党としての民主党は、陰でもぞもぞと人事などの闇取引をすることなく、正々堂々と公明正大な代表選挙を行い、代表を選出して、首相とすべきであろう。

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邦人女性の全裸殺人事件に判決

 インドネシアのバリ島の空の玄関は、デンパサール空港だ。このデンパサールの地方裁判所で、邦人女性が暴行され、殺害されて全裸で見つかった昨年12月の事件の判決があった。メディアの報道によると8月25日、インドネシア人の被告人(31歳)に禁固20年の判決が言い渡されたのだ。

  この全裸殺人事件で殺害されたのは、現地にロングステイしていた埼玉県出身の島田裕美さん(当時41歳)。判決によると、被告人はバリ島の観光地クタ近郊で島田さんが借りていた部屋で島田さんを性的暴行後、刺殺した(参照:朝日新聞東京本社刊8月26日朝刊13版38面)。

 地上の楽園と宣伝されていたインドネシアのバリ島では、近年、有名ホテルでの爆弾テロ事件が頻発している上、昨年9月には邦人女性がTシャツのみの半裸状態で強姦され、殺害されて見つかった事件もあった。この半裸殺人事件は、警察官の服装をして、警察官を名乗るインドネシア人の男(26歳)が宿泊先のホテルから邦人女性を誘拐し、クタのビーチ近くの繁みで女性を頭蓋骨陥没骨折するほど殴打し、性的暴行を加えた後に殺害し、金品を強奪したというものである。

 この事件の以外にも、この警察官を名乗る男により、性的暴行を加えられた後に金品を強奪された海外旅行中の邦人女性が複数人いたことが、現地警察の取調べにより発覚している。つまり、強盗強姦殺人事件に発展したこの半裸殺人事件以外は、邦人女性が被害者の強盗強姦事件であっても、メディアには取り上げられていなかった同様事件が数件もあったことが発覚したのだ。この被害届はどのように取り扱われ、処理されていたのか実に不思議だ。

 バリ島では、若い邦人女性が複数人で深夜のディスコやナイトクラブに出かけていても、飲み物や食べ物に薬物を仕組まれたりして、抵抗できない状態で性的被害や強盗被害に遭っているという。ここには、何の落ち度もない日本人の若い女性達が、知らない内にHIVなどの性感染症や薬物依存症などに罹る危険性があるのだ。この悪い治安の状況は容易に改善しないであろう。

 また、バリ島には、ジゴロやビーチボーイといわれる若い男達が数多くいて、海外旅行でバリ島を訪れる若い外国人女性をターゲットに性的関係を求め、親しくなると生活費を貢がせて生活しているという。特にターゲットとして好まれるのは日本人女性であるという。この状況がシンガポール在住の映画監督によって実写され、その映像をもとに制作されたドキュメンタリー映画が話題になっている。YouTubeで、”Cowboys In Paradise”として検索でき、この一部の動画を見ることができる。

 日本の旅行会社や日本政府は、観光地としてのバリ島の危険性を周知徹底させ、邦人女性が性暴力被害者などに遭わないように注意喚起すべきであろう。そして、現地国政府や観光業界は、バリ島の観光地としての治安の改善に努めるべきであろう。

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民主党は二大政党の一党たりうるか

 日本の民主党は、二大政党の一党たりうるのだろうか。今、菅直人首相が、民主党の代表戦に向けて、小沢一郎氏を排斥する方向で動いているようだ。しかし、昨年8月の総選挙で、民主党が勝利し、与党になりえた背景には、小沢一郎氏の功績があったからではないだろうか。菅直人内閣総理大臣や前原誠司国土交通大臣が主導した民主党では、総選挙の勝利という結果は導き出せなかっただろう。

 菅直人氏や前原誠司氏は、直球勝負が好きなようだが、政治の世界で直球だけを投げていたのでは、いずれ球筋が読まれ、動きが取れなくなることが目に見えている。それが今、米国との間で普天間基地問題の行く末が読めなくなっている背景にも思える。米国は、普天間基地の海兵隊約8千人をその家族約9千人と共に2014年までにグアム島に移転させることを、グアム島のインフラが整っていないことを理由に先送りする考えを示しているのだ。

 それなのに、日本政府は、沖縄県の辺野古沖に米軍海兵隊の飛行場を造ろうという計画推進を変更しようとすら考えていないようだ。このままでは、普天間基地はそのままで、新たに辺野古基地という新設基地が増えるだけになってしまうのではないか。これでは日本国内に現在134箇所もある米軍基地や施設が、一箇所増えて135箇所となってしまう懸念があるのだ。それでは、沖縄の基地負担が増えるだけという結果をもたらすだけだろう。

 このふらふらしているように見える民主党の方針は、菅首相の性格の現われなのかもしれない。官僚から言われるままに動いたのでは、従来の自公政権と同じになってしまうではないか。日本国民は、昨年の総選挙で、民主党に従来の政治的しがらみからの決別を期待して政権を託したのだ。民主党のマニフェストには、脱官僚政治という大きな目標が明示されていた。しかし、悲しいことに今、このマニフェストが全くの反古になりつつあるようだ。

 また、先の参議院選挙で民主党が大きく得票数を減らした大きな原因の一つが、菅首相の消費税10%の導入発言であったことは、菅首相自らが認めているとおりである。首相は、財務官僚に言われるままで、ここでも直球勝負をしようとしたのであろうが、時宜を弁えない愚挙であったことは、否定し得ない事実である。

 民主党の先の参議院選挙での敗退は、国民の多くが、このような菅首相の薄っぺらにも見える直球勝負に危険な臭いを感じた結果であろう。そして今、菅首相が小沢一郎氏を政権中枢から外そうとしている件にも、その危険な臭いを感じる。政治は、直球勝負だけでは結果を出せない。小沢一郎氏の剛腕とも評されている政治手腕は、今の民主党にとって重要である。

 菅直人首相が小沢一郎氏外しを図るのであれば、むしろ民主党の代表を挿げ替えた方が、今後の民主党の党勢の維持発展のためにも、そして日本の国政のためにも良いのではないか。今、日本の国政には強いリーダーシップが求められているのだ。小沢一郎氏が、9月の民主党代表選挙に出馬し、民主党内で従来の自公政権の方式から決別した政治方向への議論が沸き起こることに期待したい。そして、民主党に、二大政党の一党たる地位を確保してもらいたい。

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タブーは無用の安全保障

最近、韓国軍の哨戒艦が北朝鮮軍の魚雷により撃沈され、多数の犠牲者が出ている。「哨戒」とは、広辞苑によれば、「敵の襲撃に備え、見張りをして警戒すること」とある。このための機能を備えた韓国軍の哨戒艦が、北朝鮮の魚雷攻撃で撃沈されたとは考え難い。なぜならば、この警戒中の韓国哨戒艦に気付かれないほどのスクリュー音を消した魚雷を発射できるほどの技術力を、北朝鮮が保持しているとは考えられないからだ。

また、この事件の原因究明に対する米軍の初動の素早さや執念の深さには驚かされた。そして、海底から引き上げられたという北朝鮮製の魚雷のスクリューだという物体は、殊の外、サビが噴出していたように見えたのだ。いくら発見されるまで海水に浸かっていたとは言え、錆びの噴き出しが早すぎると思えたのだ。一般に魚雷は、発射されるまでは海水に浸からずに保管されているのが普通であるからだ。

もし、これが日本に向けられたレトリックであれば、日本は国際政治の場で迷走しているということになるだろう。また、哨戒艦が撃沈されたうえ、46人もの犠牲者を出した韓国も犠牲者だ。日本は、マッチポンプの言動には踊らされないように、細心の注意が必要だろう。一般論として、国際政治には、陰謀や策謀が渦巻いているのは歴史的事実であり、常識のようだ。

記憶に新しい国際政治の場で有名な米国の謀略活動の話がある。それは、イラクに攻撃を仕掛け、フセイン政権を崩壊させたときのメディアを使った謀略活動に関してである。それはイラクに核兵器開発の疑惑や大量殺戮兵器があるという事実をでっち上げ、イラク攻撃を開始したとされている件や、国内世論を誘導するため、虚偽の事実を少女に語らせ、イラクの非道さを宣伝したという件などだ。

先の韓国哨戒艦の撃沈の話に戻るが、これにより、日本政府が、米軍海兵隊の沖縄駐留を認めざるを得ないという結論に至ったとしたら、もっとこの事実関係を洗い出して、検証してみる必要があるだろう。韓国の哨戒艦沈没によって日本政府にもたらされたインテリジェンスの検証が必要であると思うのである。安全保障にはタブーは無用である。

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快適で安全な海外旅行のために

この夏も海外旅行に出かける人が多そうだ。そこで外務省が、海外で注意すべき感染症などについて、海外安全ホームページ詳細アップしている。これを見ると海外における感染症対策虫除よ)対策重要であだろう。

ムシによく好かれるAkkiiは、海外旅行に出かける際には、蚊取り線香や電池式蚊取り器、殺虫スプレーや虫除けスプレーなどを必携としている。特に電池式蚊取り器は、電圧の違う海外の地でも利用できるので便利である。これには携帯用としも使える電動ファン付の薬剤拡散効果が高いものが良いようだ。

また、現地で売られている虫除け剤がよく効くことがある。特にニュージーランドのミルフォード地域のサンドフライ対策には、南島のクライストチャーチで現地調達したブッシュマンという塗り薬がよく効いた。日焼け止め効果もあるジェル状のものを利用したが、これは便利であった。

このブッシュマンを日本に持ち帰って、家庭菜園の畑仕事などで使用してみたが、虫よけ効果が絶大であった。それまでは必ずといっていい位によく刺されたヤブ蚊やブヨ、アブにも刺されないのである。ただし、残念なことに日本では、薬効成分の薬事法上の規制からか、これが売られていないのである。

ところで、「虫除け剤」を海外で求める場合の英語の単語は、覚えておくと便利だ。この「虫よけ」を表わす英単語は、“repellent という。これには、「虫除け」のほかに「水除け」つまり「防水」という意味もある。そこで、虫除けの意味をはっきりさせるには、"an insect repellent" という。カタカナ英語の発音表記としては、「ゥリッペラント」と表現できようか。この英単語は、現地ではよく使われている用語であり、虫よけ剤の容器にも表記されている。

また、外務省の海外安全ホームページには、「重要なお知らせ」の中で、「海外旅行を予定されている皆様へ」として、海外旅行先で「いかさま賭博」や「違法薬物」に巻き込まれないための注意や、海外旅行保険加入の必要性、万一のトラブル発生時の対処法などについて詳細に記載されている。

海外旅行やロングステイで海外に出かける場合には、これらを参考にして、用意万端怠りなく、安全で快適な海外生活をエンジョイしたいものだ。

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