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邦人女性の全裸殺人事件に判決

 インドネシアのバリ島の空の玄関は、デンパサール空港だ。このデンパサールの地方裁判所で、邦人女性が暴行され、殺害されて全裸で見つかった昨年12月の事件の判決があった。メディアの報道によると8月25日、インドネシア人の被告人(31歳)に禁固20年の判決が言い渡されたのだ。

  この全裸殺人事件で殺害されたのは、現地にロングステイしていた埼玉県出身の島田裕美さん(当時41歳)。判決によると、被告人はバリ島の観光地クタ近郊で島田さんが借りていた部屋で島田さんを性的暴行後、刺殺した(参照:朝日新聞東京本社刊8月26日朝刊13版38面)。

 地上の楽園と宣伝されていたインドネシアのバリ島では、近年、有名ホテルでの爆弾テロ事件が頻発している上、昨年9月には邦人女性がTシャツのみの半裸状態で強姦され、殺害されて見つかった事件もあった。この半裸殺人事件は、警察官の服装をして、警察官を名乗るインドネシア人の男(26歳)が宿泊先のホテルから邦人女性を誘拐し、クタのビーチ近くの繁みで女性を頭蓋骨陥没骨折するほど殴打し、性的暴行を加えた後に殺害し、金品を強奪したというものである。

 この事件の以外にも、この警察官を名乗る男により、性的暴行を加えられた後に金品を強奪された海外旅行中の邦人女性が複数人いたことが、現地警察の取調べにより発覚している。つまり、強盗強姦殺人事件に発展したこの半裸殺人事件以外は、邦人女性が被害者の強盗強姦事件であっても、メディアには取り上げられていなかった同様事件が数件もあったことが発覚したのだ。この被害届はどのように取り扱われ、処理されていたのか実に不思議だ。

 バリ島では、若い邦人女性が複数人で深夜のディスコやナイトクラブに出かけていても、飲み物や食べ物に薬物を仕組まれたりして、抵抗できない状態で性的被害や強盗被害に遭っているという。ここには、何の落ち度もない日本人の若い女性達が、知らない内にHIVなどの性感染症や薬物依存症などに罹る危険性があるのだ。この悪い治安の状況は容易に改善しないであろう。

 また、バリ島には、ジゴロやビーチボーイといわれる若い男達が数多くいて、海外旅行でバリ島を訪れる若い外国人女性をターゲットに性的関係を求め、親しくなると生活費を貢がせて生活しているという。特にターゲットとして好まれるのは日本人女性であるという。この状況がシンガポール在住の映画監督によって実写され、その映像をもとに制作されたドキュメンタリー映画が話題になっている。YouTubeで、”Cowboys In Paradise”として検索でき、この一部の動画を見ることができる。

 日本の旅行会社や日本政府は、観光地としてのバリ島の危険性を周知徹底させ、邦人女性が性暴力被害者などに遭わないように注意喚起すべきであろう。そして、現地国政府や観光業界は、バリ島の観光地としての治安の改善に努めるべきであろう。

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