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エアアジアXがマレーシアまで片道5千円の格安料金で運航

マレーシアに拠点を置くLCC(格安航空会社)のエアアジアXが、羽田からマレーシアの首都・クアラルンプールまで今年12月9日から週3便運航される航空運賃を、キャンペーン価格として、ネット経由で事前予約により片道5千円で販売することを発表した。

今年の12月9日の就航から来年の7月31日まで、毎週3便の火曜日、木曜日、日曜日に羽田発で運航される航空機の座席のうち、エコノミークラスの2割をこの値段で販売するというのだ。航空機材は、新型のエアバスA-330であるというから、結構な座席数がこの格安料金で利用できることになりそうだ。

エアアジアXは、マレーシアを本拠とするLCCのエアアジア・グループのうち、長距離路線の運航を担当する航空会社だ。現在既に、イギリス、オーストラリア、インド、中国、台湾などとマレーシアを結ぶ路線に就航している。

余談だが、タイのバンコクからは、マレーシアのペナン島のペナン空港まで、同じグループのタイ・エアアジア便が毎日数便運航されている。この便は座席指定制ではなく、搭乗の際には、長い搭乗待ちの列ができて、早い者勝ちの良い席確保の競争が起きる。

ネット検索で、“Air Asia”とキーワードを入れて検索すると、エアアジアのホームページ(HP)である“Air Asia.com”に辿り着くことができる。言語を英語として、出発地と到着地をプルダウン・メニューから検索すると、アジアの主要都市にエアアジア・グループの航空ネットが張り巡らされていることが分かるだろう。このHPの英語のページには、既に出発地と到着地のプルダウン・メニューの“Japan”の空港として“Tokyo-Haneda(HND)”の表示が出る。今後は、言語として日本語の選択もできるHPが望まれる。

エアアジアXの羽田~クアラルンプール便は、羽田発が23時45分で、マレーシアの首都・クアラルンプールには翌朝6時30分の到着予定であるという。クアラルンプールからは、オーストラリア便や英国便も出ており、乗り継ぎを利用すれば、オセアニアやヨーロッパへ格安な航空運賃で海外旅行ができそうだ。

これはバックパッッカーやロングステイヤーには、大変嬉しいニュースだ。一流の航空会社を利用して、一流ホテルに泊まるばかりではなく、バックパックを背負って、LCCを利用し、ドミトリーやB&Bやモーテルに泊まるなどの格安な旅行費用で行く、海外旅行やロングステイがあってもいい。LCCの就航により、海外旅行やロングステイの選択肢が広がりそうだ。

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バッゲージ・キーピングと英語ツアー

バックパッカーであっても海外旅行に出かけるときは、背中のザックも、着替えやその他もろもろの装備などで大きくなることがある。特にロングステイといわれる滞在期間が2週間を超えるような長い海外旅行の場合には、荷物が多くなりがちである。そして、航空機で荷物を預ける場合や税関を通過する場合を考えると、旅行用カバンの大型を持って行く方が便利な場合がある。

この場合には、大型旅行カバンを持参して出かけ、荷物は現地の宿泊先などに預けるという方法が便利だ。また、一時的であれば、手荷物一時預かり所やコインロッカーを利用することもできる。ただし、コインロッカーは、荷物を小分けしてコインロッカーに収納できれば別であるが、大型荷物が収容できるものが少ないので、それを探すのがたいへんだ。そして、コインロッカーには、1日とか2日とかの連続利用の時間制限があり、これを徒過すると収納物は別の管理ポストに保管され、それを取り戻す手続きが面倒になるので、要注意だ。

有料での長期間の荷物預かりは、タイ・バンコクのカオサン・ロードや、マレーシア・クアラルンプールのプドゥラヤ・バスステーション(24時間営業のバスターミナル。建物の中にはバスを見下ろす広い休憩所と24時間営業のフード・コートなどがある。手荷物一時預かり所も2箇所ある)の裏側に広がるチャイナタウン周辺や、ペナン島ジョージタウンのチュリア・ストリートなどのインターネット・カフェなどでもしてくれるようだ。

また、宿泊したホテルや、数日後に宿泊予約しているホテルなどでは、バッゲージ・キーピングとして大型旅行カバンなどを始め、携行荷物を無料で預かってもらえる。「キープ マイ・ラッギジ プリーズ」や「マイ・バッギジ キーピング プリーズ」と頼めば、快く保管してもらえるだろう。

この方法を採れば、スーツケースと通常言っている旅行用大型カバンで出かけ、現地では適当な大きさのザックを背負って、手ぶらで行動することもできるのだ。格安航空券を利用したり、パッケージ・ツアーなどを利用したりして現地に入国し、「航空機延長」を利用してバックパッカーをしようとする場合などには、宿泊ホテルに荷物を預けるという預け方は便利な方法である。

現地で、1泊2日とか、2泊3日などの宿泊を伴う英語ツアー(ガイドが英語で案内する)に申し込み、参加してみてはどうだろうか。英語ツアーは、日本語ツアーに比べて一般に格安である。そして、欲しくもない商品の買い物に長時間付き合わされて、拘束されるということもない。これがグローバル・スタンダードのツアーなのだろう。

英語ツアーの中でも、人気のあるネイチャー・トレッキングやジャングル・トレッキングなどアドベンチャー的要素がある宿泊を伴った英語ツアーには、世界各地から大勢の観光客が参加する。非英語圏からの参加者も多く、それぞれのお国なまりの英語が飛び交う。参加者は、日本人のヘタな英語にも快く付き合ってくれるだろう。

英語力は、観光地の詳細情報を事前に調べておけば、集合場所と集合時間の英語表現ができて、これが聞き取れればOKである。地球の造山活動の歴史や、岩石や植物や動物などの英語での説明が聞き取れなくても落胆することはない。英会話に習熟するには、コミュニケーション・ツールとしての英語を、実際の生活の中で使ってみて、それが通用することの実感を得て、英会話の自信を付けることが必要だ。宿泊を伴う英語ツアーでは、世界各地から来ている旅行者と想い出に残る友好関係を築くこともできるであろう。

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茨城空港に片道4千円の中国・上海行き航空運賃

 今年3月にオープンした首都圏で3番目の空港、茨城空港に格安航空会社(LCC)が運行する外国航路で片道4千円の座席が登場した。9月15日、中国の格安航空会社「春秋航空」が、チャーター便の上海行きの第1便の座席の内、18席を片道4千円の航空運賃で運航したというのだ。運賃は4千円から2万8千円までの8段階あるという。

 この4千円の18席を利用したのは日本人8人と、中国人10人であったという。また、この航空券は8月末からインターネットで発売され、直後に売り切れたという。

 茨城空港に格安航空会社(LCC)のエア・アジアやジェットスター航空などが就航して、マレーシアやタイ、オーストラリアなどに格安な航空運賃で行くことができれば、茨城空港は更に賑わうことになるだろう。茨城空港の駐車場は空港ビルのまん前で、1,300台の駐車スペースがあり、駐車料金は無料なのだ。

 海外旅行には、豪華旅行もあれば、バックパッカー的な旅行もあるのだ。一流の航空会社の航空機を利用して一流ホテルに泊まるばかりではなく、格安航空会社の航空機を利用して、ドミトリーやB&B、モーテルなどに泊まる旅行もあっていい。

 海外旅行先で、レンタカーを借り、ドライブ旅行するのも楽しい。レンタカーは日本であらかじめ予約するよりも、現地でベストプロモーションを聞き出し、それに従って予約した方がはるかに格安であることが多い。

そして、ドライブ旅行する場合には、行く先々でモーテルなどを探し、泊まった方が、旅行先でのスケジュールが自由にアレンジできて快適だ。特に米国やカナダ、オーストラリアなどの広大な国土をドライブ旅行する場合には、あらかじめ宿泊先を決めて行動するのではなく、その日に到達できる範囲で自由気ままにドライブし、適当なところでモーテルなどを探すのがリーズナブルだ。

 ただし、宿泊地がイベントなどで混雑していたり、旅行シーズンの人気スポットであったりした場合には、モーテルなども当日では混雑していて、空室がないことがあるので注意が必要だ。こういう場合には、アコモデーションはあらかじめ予約をしておいた方が無難である。レンタカーでも同様に事前に予約しておいた方が良い場合がある。

 アコモデーションにドミトリーやB&B、モーテルなどを利用するのであれば、往復は格安航空会社(LCC)を利用して格安な旅行費用を見積もるのも、楽しい旅行になるだろう。現地では、現地人以外の外国人がたくさん参加する英語ツアー(ガイドが英語で案内する)に参加してみるのも楽しい。

英語ツアーの参加者は、英語圏からの旅行者ばかりではない。そこではそれぞれのお国なまりの英語が飛び交う。日本人のへたな英語にも快くつき合ってくれるだろう。英語ツアーは一般に格安で、日本語ツアーのように欲しくもない買い物に長時間つき合わされて拘束されることもないのだ。これがグローバルスタンダードのツアーなのであろう。

 茨城空港を基点として、今後ますます、格安で楽しい海外旅行が広がりそうだ。

 

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どちらが内閣総理大臣に相応しいか?

民主党の代表選挙は、メディアを大きく賑わしている。今の日本の閉塞感を打破するには、小沢一郎氏が内閣総理大臣になった方が良いだろう。菅直人氏では、今の閉塞状況がそのままになってしまうと思われるからだ。

また、きのうの小沢一郎氏と菅直人氏の記者会見を見て、内閣総理大臣には小沢一郎氏の方が相応しいと思えた。菅氏は、小沢氏への攻撃的言辞が見え見えであったが、小沢氏はどっしりと構えていて、言葉巧みに言外に菅氏を批判していた。

犬に例えて申し訳ないが、吠えるプードルと重厚に構える秋田犬といった様相であった。特に先の参議院選挙で民主党が大敗した原因について聞かれると、菅直人氏は負けたのは天の配剤であるといった。しかし、勝つために選挙戦を戦い、それに大敗したのに天の配剤とは恐れ入った。これは第三者的な意見だ。この人は、参議院選挙での民主党の大敗の原因を当事者として総括していないのだろう。

これに対し、小沢一郎氏の方は、選挙戦の結果は国民の声の結果であるといった。小沢氏の方が、国民の声の厳しさを熟知している。この国民の声が民主党から離反したのは、菅氏のマニフェスト違背で突如言い出した消費税10%導入発言であったと言われている。菅氏は政治に対し消費者活動の延長のような考えを強く持っているのだろう。

それにしても、メディアの多くは小沢一郎氏が内閣総理大臣になることを歓迎していないようだ。こぞって国民の世論は小沢氏を支持していないかのように煽り立てる。しかし、民主党の国会議員の多くは、小沢一郎氏の方が内閣総理大臣に相応しいと考えているのだ。

今の日本の閉塞感を打破し、思い切った経済・財政政策を遂行するには、内閣総理大臣には優れた政治的手腕と強いリーダーシップが求められる。この資質を備えているのは、剛腕とも言われる政治的手腕と広い人脈があり、政治家としての経験が深い小沢一郎氏の方であろう。

小沢一郎氏が内閣総理大臣になれば、内政の面ではもっと思い切った政策遂行と、外交の面では強い対外交渉が行えるのでないかと期待が持てるのだ。したがって、今の日本の閉塞感を打破するための日本のトップリーダーには、小沢一郎氏の方が相応しいと思うのだ。

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