海外旅行先のエクササイズ
海外旅行先で、地元の人たちが自然の景観の中でエクササイズとしてウォーキングやランニングをしているのを見かけることがある。こちらも、旅先でのエクササイズとして、ハイキングやウォーキングに挑戦してみることがある。その数コマをここに紹介する。
カナダのバンフ国立公園のサルファー・マウンテンでも、レオタード姿で、頂上に向かって速足でウォーキングしている女性に出会った。あまりの軽装に驚いた。こちらはザックを背負ってハイキングで登っているところであった。頂上は、カナディアン・ロッキーの山々を望める展望のいい山であった。下りには、下りは無料というゴンドラが利用できるので、それを利用した。
アメリカのグランド・キャニオンでは、短パンにタンクトップ姿でペットボトルを手にしただけで谷底に向かっている女性に出会った。こちらはザックに水2リットル以上を詰め込んで、重装備で歩いているところであった。乾燥性気候の炎天下であるから暑い。この谷は、リムといわれる崖の縁から谷底に下るに従って気温が高くなる。途中途中に給水ポイントがあるが、時々故障して利用できないことがあるという。そんな訳で、重い水を背負いながら下るのである。下れば上りがあり、この上りが大変だった。
オーストラリアのシドニーでは、王立植物園付近のシーサイドの道を大勢の人達がランニングしているのを見かける。平日の昼休みにも、ここにはランナーが沢山いる。日本の皇居周りのような込み具合であったが、こちらの方が走るスピードが速く感じられた。アングロサクソン系の脚の長さが影響しているのかも知れない。シドニーでは、キング・ストリート・ワーフがあるダーリング・ハーバーをウォーキングするのも楽しい。
マレーシアのペナン島のジョージタウン郊外にあるペナン・ヒルでは、ペナン植物園の脇の道を、ペナン・ヒルの頂上に向かってウォーキングしている大勢の人達がいる。特に週末に多い。その多くは、単独か数人のグループである。その殆どは華人系の人達だ。
ここにも途中途中に給水ポイントがある。ボランティアにより運営されているというウォーター・ポイントだ。湯冷ましの水やお茶を無料で提供してくれる。衛生上の配慮から、殺菌のため一度煮沸した水やお茶を、冷まして提供してくれているのだ。ただし、その利用者は皆、チップを支払っているようだ。小銭が入った広口ビンなどが置かれている。
ペナン・ヒルの通常のウォーキングコースの終点は、頂上までの道の途中にある最後の給水ポイントまでである。ここは、ハイカーやウォーカー達の談笑の場となっている。殆どの人達がここまで辿り着いて、ベンチで一休みすると引き返す。下り出すのだ。
こちらは、最後の給水ポイントで一休みした後にその先へと進み、頂上までのコースを歩いてみた。その先へは誰も歩いていなかった。熱帯の山であるから、暑い。結構勾配がきつく、距離が長い。手にしていたペットボトルの水は、途中で空になってしまった。頂上に着けば売店もあり、飲み物もある。それを調達し、一気にペットボトルを空にした。下りはケーブルカーを利用した。ただし、ケーブルカーでは、上り口とはほぼ反対側に下山することになるので注意が必要だ。
また、ペナン・ヒルのケーブルカーは夜景を楽しむ人のために夜遅くまで運行されているが、終バスが早いことにも要注意だ。バス便が既になかったので、タクシーを利用して、タンジュンブンガの投宿先のホテルに戻ったことがある。そのホテルは、はす前には高塀で囲われた屋台街があって、その近くにビールを売っているコンビニもあり、そして、タンジュンブンガの朝市には徒歩12・3分で行けるという、便利なロケーションにあった。朝の散歩を兼ねてタンジュンブンガ行きバスの回転場所の直ぐ先にあるこの朝市に出かけてみたことがある。
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