幼い子供を救えー満身の怒りで政治の無策を糾弾
最近、知人の一人が保育園に通う男児を、千葉県から大阪府の親類宅に避難させたといいます。彼女は今でも千葉県内で仕事を続けていますが、前職が大学教員だっただけあって、放射能汚染が幼い子供の健康に与える問題に対する意識が特に高いようです。近い将来は、家族での海外移住を模索しているといいます。それほど、幼い子供に対する放射能の影響を深刻に考えているようです。
胎児や乳幼児、そして、幼い子供たちは、成長するための細胞分裂が活発です。そこに放射線の体内被曝による影響が起きると、20年後、30年後に確実にガンが多発する危険性があることは、最近の放射線医学での知見です。これは、チェルノブイリ原発事故などからの解析の結果であるようです。
その辺の危険性を、7月27日に衆議院厚生労働委員会で、参考人として呼ばれた東大教授で東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦先生が、満身の怒りを表しながら訴え、政治の無策ぶりを糾弾しました。
次のYouTubeの動画からも、その満身の怒りと福島原発事故による放射能汚染の深刻さが見て取れます。海外の地にロングステイされている方でも、現在の日本のこの深刻な放射性物質の拡散問題の深刻さがよく分かる、この動画にアクセスできることと思います。
この動画は、今日現在のYouTubeの「人気の動画」のトップにあります。現在のアクセス数は130,362件です。タイトルとURLは次のとおりです。
「2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り- 児玉龍彦」
URL:http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
ぜひ、ご参考までに。
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